サイバーパンク エッジランナーズの感想 第4話
サイバーパンクエッジランナーズの感想、第4話になります。全話のネタバレ及びサイバーサイコなみの稚拙な文章、ご了承ください。
第4話 Lucky You/ツキが回って
初っ端から何が起こってるのか分からない。サンデヴィスタン中のデイビッド、走るキーウィ達、叫ぶメイン、揺れる視界、爆発。そしてOPへ。
3話が若干スローペースだった分、ここの流れが4話は何か違うという印象付けになったと思います。
本編。ゲームをプレイした方なら見覚えのある場所、アフターライフ。メインとドリオは、以前ファラデーの仕事でデイビッドが盗んだ車のナビデータから位置情報を確認している。UIがゲームのままですね。ファラデーが何を隠しているのか探っているようです。調べがつくまでひとまず待機...と、おっぱじめる二人。
間の悪いデイビッドからのコール。彼はもっと仕事を覚えたいようだ。メインから依頼されたのはピラルへのおつかい。ここで登場するアルト爺さん、味があって好きだ。
ピラル宅へ、レベッカとは兄妹のようだ。癖の強い兄妹だなぁ
報酬にウハウハするデイビッドを見て笑うレベッカ。気に入られたようだ。
ルーシーからのコールにもっとウハウハするデイビッド。真っ直ぐすぎる。
メインのお願いでデイビッドの世話をすることになったようだ。ここから二人の時間が増えていく。仕事やルーシーとの時間がダイジェストのように流れていく。最初は失敗していたが少しづつ成長していく部分は、全10話でなければもう少し長く見せてほしかったところではある。
アフターライフに入店拒否のレベッカ。歳は大丈夫だろうが見た目からの拒否だろう。そしてゲームのカメオでローグが登場。これには自分は声が出た。やはりゲーム本編より過去の話なのだなと整理できた。デイビッドに寄りかかって酒を飲むレベッカかわいい。
メインの車でNCPDから逃げるデイビッド。ここら辺もっと見てぇ~
ルーシーに触れようとするピラルに嫌な顔をするデイビッド。俺も同じ顔してた。
ルーシーがピラルをよく思っていないことに喜ぶデイビッド。俺も同じ顔してた。
月のBDやその話はやはりデイビッドにしかしていないようだし、ルーシーは事あるごとにデイビッドを気にしている様子。あんたが私に背中を見せれるくらい走れるようになったら...思わせぶりなセリフ。ちょっと好きになってんじゃないのか。いいね。
もっと速くなるために肺をインプラントにするデイビッド。え!そんな簡単に取り外せるの!?こえ~
母グロリアの形見にエッジランナーズのマークを描く。少しずつ自信がついてきたような目つきだ。
と、思ったが束の間、サイバーサイコにちょっかいをかけて頭を吹き飛ばされるピラル。一瞬だった。キレるレベッカ。ルーシーを助けようとして間一髪メインに助けられるデイビッド。いつまでもルーキーではいられない。
負傷したルーシーはリパーのもとへ。外で待つデイビッドは2話の対比だろうか。ルーシーの後ろ姿で一瞬止まるこの描写は、ルーシーがデイビッドのことを考えているということを強調しているようにも感じる。こういう技法なんていうんだっけ
少し話さない?勇気を出したデイビッド。いいぞ。ルーシーもぎこちなくデレ始める。いいぞ。もっと早く言ってくれればよかったのに。真っ直ぐなデイビッドほんといいやつかよ。
あんたはいいサイバーパンクになれる。けれど死んでほしくない。
君を月に連れていくよ。約束する。
キスをする二人。こんなに儚く美しいことってある?泣きました。
死ぬもんか。デイビッドはルーシーに噓をつくことになる。
総評
完全に「転」ですね。仲間の死、ルーシーとの関係。名話だと思います。
こんなに簡単に死ぬの!?ってくらいあっけなく、一瞬でしたね
ここはナイトシティだったと、サイバーパンクの世界だったと再認識させられました。命は等しく軽い。
ピラルの死でデイビッドとルーシーが近づいたとすれば、彼の功績はかなりデカい。ありがとうピラル。いやネタにするのはダメだな。
アラサカから逃げ追われているルーシーは、月に行くことが本当の目的ではなくなった。デイビッドの隣が彼女のいるべき、いたいと思える場所になった。
二人が親密な関係になっていくにつれて、終わりも近づいているわけで...結末を知っている分感情が制御できなくてまた泣いているサイバーサイコがここにひとりいます。